Kyotei_School > 競艇とは? > 競艇場の水面解説
『競走水面』とは、レースを行う場所です。競艇は1周600メートルの水面コースを左回りに3周することで順位を競います。「競走水面について」では、競技を円滑に行うために水面にある様々なアイテムや場所の呼び名と役割を解説していきます。
下のイメージは図は戸田競艇場を参考にしています。それぞれの競艇場によって若干の違いはありますが、大体の配置と名称をつかんでおきましょう。
『ターンマーク』は、水上に2つのあります。参考図の右側にあるターンマークを『第1ターンマーク(1M)』、左側ピット寄りにあるターンマークを『第2ターンマーク(2M)』と言います。競艇はスタート後、「1周1マーク→1周2マーク→2周1マーク→2周2マーク→3周1マーク→3周2マーク」の順に左回りに回っていきます。
『スタートライン』は、『センターポール』と『大時計』を結ぶ目に見えない線のことです。『ゴールライン』を兼ねており、3周目にここを通った順番でレースの着順が確定されます。スタートラインは、2つのターンマークから各150メートルの位置、ちょうど中心の所にあります。
競走水面は、『バックストレッチ』・『ホームストレッチ』の2つに分けて呼ばれます。
バックストレッチは、対岸側(第1ターンマークを回ってから第2ターンマークを回るまで)の300メール、ホームストレッチは、スタンド側(第2ターンマークを回ってから第1ターンマークを回るまで)の300メールを指します。
特にバックストレッチは、勝負処の1周1M後の場所であるため、『バック』・『BS』・『バック線』など様々な表現で実況や新聞予想に用いられます。
『ピット』は、モーターボートが繋留されており、出走前のボートの待機場所になります。水面図左端を見ると分かるように、「展示用ピット」と「本番用ピット」の二つが存在します。それぞれ展示航走に出走するボート、本番レースに出走するボートがとめられています。
ピットの裏には選手がモーター整備をしたり、プロペラ調整をしたり、レースのための準備をする大きなスペースがあります。この場所を『ピット裏』と呼びます。テレビなどの選手インタビューも、ピット裏で行われることがほとんどです。
不正が行われないように、競艇選手・競艇場職員・マスコミなど関係者以外のピット裏への立ち入りは禁止されています。
競艇は合図と同時にピットを飛び出してから、それぞれの選手が入りたいコースを選ぶ『コース取り』を行います。少しでもいいコース・勝てるコースを取りたいと考えるのは当然の選手心理です。ですから、しっかりとした規制がなければ、激しいコース取りが横行します。
『小回り防止ブイ』を回ってからコース取りをすることで「ピットアウト→2マーク→コース取り」ではなく、「ピットアウト→小回りブイ→2マーク→コース取り」という順序になります。
小回りブイがクッションとして入ることで、待機行動を落ち着かせることができるわけです。2マークから20メートルの位置に設置されており、オレンジ色をしているところから 『オレンジブイ』 とも呼ばれます。
『標識ポール』は、水面図の小回り防止ブイとセンタ−ポールの間にある、スタートまでの距離を示すものです。スタートラインから「100メートル・80メートル・45メートル・5メートル」の位置にあり、「80-85メートル」・「45メートル」・「5メートル」には空中線が張られています。
選手は大時計と標準ポールを目安にスタートラインまでの距離を測り、エンジンパワーや風向きを計算してスター トしていきます。
『イン競り(インコースを取ろうとする選手が多く、通常のタイミングより早い進入になること)』などで進入がごちゃついたときに、100メートルポールを過ぎていれば、かなり深い進入であると判断できます。
『大時計』はフライングスタート方式の要となる存在です。スタンド側水面の中央に配置され、選手は、大時計が示す「1秒〜0秒」の間にスタートをしなければレースの出場権を失います。スタート2分前を知らせる『2分前表示灯』、1回転1分の『白針』、1回転12秒の『黄針』から構成されます。正式名称は『発走信号用時計』と言います。
『スタンド』は、競艇ファンがレースを観戦するところです。舟券販売だけでなく、レストラン・サービスセンター・イベント広場など色々な施設が存在します。『大型映像装置』は、「オッズ・競走成績・部品交換・展示タイム・レースリプレイ」など様々な情報が流れます。
『オッズ盤』は、レースのオッズ(配当金)が表示されているものです。大型映像装置とは違って、オッズのみが表示されており、情報の入れ替わりがありません。そのため、最新オッズをいつでも確認できます。オッズ盤の見方については 「オッズの役割と見方」 で説明します。