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■ 得点率とボーダーラインについて

準優出や優出を決めるための基準・得点率の仕組みと計算方法を解説。勝負駆け選手を把握するために必要な舟券予想の重要な要素です。

◎ 得点率とは?

シリーズ(1節間)の参加選手は、予選レースでゴールすると、その着順によってポイントが与えられるようになっています。

得点率とは、選手の持つポイント(着順点)のトータルを出走回数で割ったもので、この数字をモノサシとして、準優出や優出が決まります。予選最終日には、勝負駆け選手を把握するために必要で、新聞紙面上でも「2着勝負の○○が・・・」とか「完走当確の××だが・・・」といった具合にしばしば使われます。

舟券予想の重要な要素ですので、しっかりと覚えてしまいましょう。

◎ 着順点とは?

『着順点』は、1着から順に「10・8・6・4・2・1点」が基本になっています。『ドリーム戦』や『記者選抜戦』など出場選手のレベルの高いレースは、基本より高目に着順点が設定されています。競艇場によっても、開催によっても異なりますが、今回は2003年度の戸田競艇場お盆開催、「戸田ボート大賞」を参考にしています。

着順 記者選抜・予選・一般戦 ウインビー選抜戦
1着 10点 12点
2着 8点 10点
3着 6点 9点
4着 4点 7点
5着 2点 6点
6着 1点 5点

◎ 勝負駆けとボーダーライン

予選最終日は、準優出や優出のために必要な『得点率』を表した、『ボーダー(ボーダーライン)』というものが存在します。シリーズの各選手の成績状態によって異なりますが、準優制なら「6.00前後」、優出制ならば「7.50前後」が、ボーダーになります。

ボーダーラインのギリギリの選手を『勝負駆け』と呼び、勝負駆けの選手は予選突破に向けてかなり際どいスタートを決めてくることがあります。勝負駆け選手の動向を読み切れば、予選最終日の舟券勝率は格段にアップすることでしょう。

ボーダーはマスコミ各社それぞれ想定が違いますが、必要な着順を表にし、想定のボーダーを掲載しています。ただし、当日の成績によって、ボーダーは高くなったり低くなったりするので注意が必要です。

◎ ボーダーの見方

下記の参考表は「準優制でボーダーを6.00」、「予選出走回数を6回」と仮定した場合のものです。得点率を「6.00以上」にするには、「36点(36点÷6走=得点率6.00)以上」が必要になります。

表の必要条件は、出場するレースで何着を取ればいいか示したものです。関東のスポーツ新聞では、選手名と必要着順のみが表にされています。計算方法は単純なものですが、舟券予想には非常に重要なファクターです。覚えておかないと、おいしい舟券をとり逃しちゃうかもしれないですよ!

選手 節間成績 持ち点 出場レース 必要条件
A 11323 10+10+6+8+6=40点 12レース 完走当確
B 1243 10+8+4+6=28点 5レース・11レース 2走8点が必要、4着4着条件
C 25352 8+2+6+2+8=26点 10レース 1走10点が必要、1着条件
D 36355 6+1+6+2+2=17点 7レース 準優敗退

1.Aの場合

Aの場合は、予選最終競走の前に「ボーダー・6.00」に必要な「36点」を超えているため、事故などで減点されない限りは条件を満たしています。『完走当確』や『当確』と表現されます。

2.Bの場合

Bは持ち点が「28点」なので、「36点」へ残り「8点」が必要になります。「4着=4点」なので「4着・4着」でクリアとなります。『2回走り』なので、5レースで「2着=8点」以上を取れば、11レースは「完走当確」になります。5レースが「6着=1点」なら、11レースは「2着=8点」以上が必要になります。

3.Cの場合

Cは持ち点が「26点」なので、「36点」には残り「10点」が必要になります。予選最終日は1回走りのため、10レ−スで「1着=10点」を取る必要があります。「2着=8点」だと得点率は「5.67」で『相手待ち』となります。

4.Dの場合

Dは持ち点が「17点」なので、予選最終日に「1着=10点」を取っても、「36点」には届きません。4日目のレースを待たず、『準優敗退』となります。

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