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■ 新聞の印を考える

「新聞の印を考える」では、競艇専門紙やスポーツ新聞の重要なレース情報のひとつ・記者の印について解説していきます。印の見方、盲点、活用方法など。舟券勝率アップにお役立て下さい。

◎ 新聞の印について

スポーツ新聞や競艇専門紙でレース情報を見る際にまず目に付くもの、それは、「◎・○・×・△・▲・注・☆」などの印ではないでしょうか。通常この印は、紙面を担当する記者がつけるもので、「新聞の顔」と言ってもよい部分です。「◎・○・▲・△」や「◎・○・×・△」など印自体や順序は各紙や地域によって違いがありますが、本紙記者が「勝つ確立が高い」順に重い印をつけていることに変わりはありません。各印の呼び名と意味合いは下記の表を参考にして下さい。今回は「◎・○・▲・△」の4つの印で紙面が構成されている場合で想定しています。

◎ 印と予想の連動の仕方

 印と予想がどのように連動するかを2連単を例として簡単に説明します。関東のスポーツ新聞では「◎=○・◎-▲・◎-△」の4点、専門紙では「◎=○・◎=▲・◎-△(○-▲・○-△)」の5点(7点)が一般的な予想になります。

「◎が2号艇・○が5号艇・▲が1号艇・△が6号艇」とすると、スポーツ新聞では「2=5・2-1・2-6」、専門紙では「2=5・2=1・2-6(5-1・5-6)」が予想欄に表示されます。プロが予想したものですので、もちろん的中率は高いですが、この予想通りに買っていては間違いなく「負け組」に一直線です。プロの予想通りに買ってなぜ勝ち組になれないのか、その理由と印を含めた新聞の活用方法を説明していきます。

総合力 呼び名 意味合い
1位 本命 該当レースで最も勝つ確立が高い連軸の中心となる選手。
2位 対抗 該当レースで本命選手を逆転する一番手候補の選手。
3位 単穴 該当レースで上記選手を同時に破る可能性がある選手。
4位 連穴 該当レースで1着は難しいが入着の可能性がある選手。
◎ 新聞の印の盲点について

選手相場・エンジン相場・展開推理・選手取材など全てを把握した上で、新聞の代表となる本紙予想をしている競艇記者の印のどこに盲点があるのか・・・。不思議に思われる方もいるかも知れませんが、下記の3点が盲点として挙げられます。

  1. 的中率重視である事。
  2. 前日予想である事。
  3. 番組問わず印の数と役割は不変である事。
◎ 印の盲点1

的中率重視である事が一つ目の盲点として挙げられます。本紙記者の印は「新聞の顔」であると前述しました。選手柱を見る際に必ず視界に入る本紙予想印は、「当たっている」というイメージが非常に重要で、新聞購入者に多かれ少なかれ影響を与えます。

紙面やコラムに惹かれて購入している人もいるでしょうが、一番目立つ本紙予想の印があまり的中していなければ、当たらないがイメージの強くなります。「なんかあんまり当たってないなぁ…」と思う新聞にわざわざお金を出して買う人はあまりいないでしょう? ですから、新聞の印は回収率ではなく、的中率を重視しているわけです。

的中率重視のため、予想は的中はするものの本命サイドで配当が安く、予想点数も多いので「取りガミ(舟券をとっても元金割れすること)」のケースも多々あります。年間で考えると回収率は控除率を除いた理論値である75%に近づき、100%を超える新聞はほとんどないのではないかと思います。

もし、新聞の予想通りに全て舟券を買った場合、大敗はしないもののじわじわと負けていくことになるでしょう。新聞の印を信用して買う場合、予想の中から点数や購入レースを絞ったり必要があります。

◎ 印の盲点2

前日予想である事も盲点の一つに挙げられます。当日のモーター気配、気象状況、レース傾向、スタート展示など舟券予想のかなりのウエートを占める部分が、前日予想である新聞の印には考慮されていません。当日の情報が自分なりに判断できるようになれば、判断を惑わせる要因となる印は、あえて見ないようにする方が迷わないですみます。私もスポーツ新聞はよく買いますが、選手コメントと総展望ぐらいしか見ておらず、予想は出走表で行っています。

◎ 印の盲点3

どんな番組であっても印の数が変わらないことも盲点の一つにあげられます。番組の種類は、「連軸不動の本命番組、2強対決の一騎打ち番組、3強対決の三つ巴番組、連軸不在の混戦番組」などがあります(詳しくは 「番組マンの心理を読む」 へどうぞ!)。誰が見ても堅い本命と押し出された格好でついた危険な本命が同じ評価であるはずがありませんよね? 新聞の印を鵜呑みにするのではなく、レース解説の文章や本命信頼度などを併せて総合的に判断する必要があるでしょう。

◎ 新聞の印の活用方法

結論としては、印はあくまで参考であり、当日のモーター気配などを優先させる方が勝率・回収率ともUPすると思います。プロの予想に惑わされず上手に活用し、もし、あなた自身の予想と新聞の予想に違いがあったとしても、「高配当のチャンス!!」と考えて、思った通りの買い目を素直に買うことが「勝ち組への近道」だと思います。